何故、転職をしようと決めたのか。それが自分の未来に大きく影響するのです。一番多い転職の原因は、人間関係がうまくいかないというものでしょう。私自身も、実際にそういう理由で転職をしました。

 

 しかし、会社組織が人間の集まりである以上、多かれ少なかれ自分と肌の合わない人は必ずいるものです。そして、また人間関係で悩む事になるのです。長い年月の中で、何度か転職を繰り返し、ある日ふと振り返ってみると、いつも同じ事を繰り返してきた事に気がつくのです。更にそんな状況は、転職をするたびに悪くなっていくのです。

 

 転職を考えた時に、まずよく考えなければならないのは、はたしてこの選択は逃げではないのか?前に進もうとしているのか?という事です。まわりはあくまでも環境です。その環境も、実は自分自身が作り出しているものなのです。自分自身が変われば環境も変わっていく。

 

 そう考えられた時に、おのずと答えが見えてくるはずです。「誰が嫌だから」「おもしろくないから」などという次元で、人生の大きな別れ道の選択を行なってはいけないのだと考えます。何のためにと考え、それが自分をひとつ上のステージへと上げるためならば、その転職は正しい選択なのです。

 

 たとえ失敗に終わったとしても、そこから更に上へと向かう、挑戦だったと、自分自身で納得できるかどうかです。自分の胸に問い、その転職が決して逃げではないと言い切れる事、それが一番大切だと気がつかなければいけないのです。