きっかけは、PR会社ではなく、事業会社で自分が広報専任担当者として決定権を持って仕事したいと思ったからです。あと、自分の好きな業界・会社で働きたいと思いました。

 

 PR会社ではクライアント企業の広報業務をサポートするのが仕事です。複数のクライアントを担当するので、業界はまちまちです。一応、私はヘルスケア関連業界とIT業界というくくりはありましたが、担当業界は選べません。もちろんクライアントも選べません。正直いって、興味のない商品のPR業務は心がときめきませんでした。

 

 また、自分に決定権がないというのもつらかったです。どんなに良い提案をしたとしても、実際プロジェクトを始めたとしても、クライアント企業の偉い人の一言で方針が変わったり、プロジェクト自体がなくなることもよくありました。止むを得ないことではあるのですが、何年経っても慣れることができませんでした。そこで、PR会社ではなく、事業会社で広報担当者として、自分の会社のため・自社の商品のためにPRできる環境に行きたいと思い転職活動を開始しました。

 

 転職活動で工夫したことは行きたい会社の研究です。情報収集には力を入れました。転職支援会社にも数社登録しました。この転職支援会社選びも慎重に行いました。友人が転職支援会社で働いているので、私が希望する職種に強く、評判の良い支援会社を教えてもらいました。支援会社の担当者との相性も大事なので、信頼できる方と出会えるように、支援会社の方との面談の前にもメールや電話でやり取りして、自分の希望を明確に伝えることをしました。支援会社からの情報は有益な情報が多いので、とても助かりました。

 

 在職中の転職活動であったため、時間の確保がたいへんでした。履歴書の作成や職務経歴書の準備も思った以上に手間がかかりました。出張と面接が重なってしまったこともあり、その調整に苦労しました。体力的にかなりタフな期間でした。しかし、それでも在職中に活動してよかったと思っています。精神的な焦りを感じることなく転職活動を行うことができました。